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奥秩父で中規模鍾乳洞発見!

 2003年4月19日(土)、埼玉県秩父郡大滝村(現秩父市)中津川支流藤十郎沢東谷でPCCが行った藤十郎沢第2次洞窟探索において、奥秩父地域の石灰洞としては中規模レベルの新洞穴が発見されました。PCCでは、この新洞穴をとりあえず「藤十郎沢鍾乳洞」と命名しました。
 2003年4月27日(日)にPCCが行った藤十郎沢鍾乳洞第2次探検ケイビングの終了時点では、新洞穴の測線延長は200m以上、高低差は20m前後と推測されています。
 新洞穴は、その規模は大きくはないものの、主洞が上下にアップダウンし、東西につづれ折れになった特徴的な形状をしています。洞口からしばらくは中腰ないしは葡匐で移動しなければなりませんが、洞奥では立って移動することが可能です。とくに最奥部の縦穴部分はミニ「ケイ谷洞」の雰囲気が漂っています。
 現在の洞穴内に水流はありませんが、複数の甌穴が旧流路沿いに残存していますので、昔はそこそこの水流があったことが推測できます。洞内の堆積物、洞壁や洞床の様子、洞穴の位置から考えて、藤十郎沢東隣の石舟沢にある石舟沢鍾乳洞よりは古い時代に形成された洞穴ではないかと思われます。
 また、この地域の洞穴としては、つらら石、石筍、カーテンなどの二次生成物が比較的多く、とくにヘリクタイトの数の多さは特筆に値します。
 詳しくは『PCCの活動』にアップした藤十郎沢第2次洞窟探索のレポートを読んでください。

 

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