パイオニアケイビングクラブ(PCC)の活動 


 

大ガマタ沢・ケイ谷洞/雲海鍾乳洞探検ケイビング/
大ガマタ沢洞窟探索

 2001年5月5日(土)〜6日(日)、晴れ。埼玉県秩父郡大滝村(現秩父市)で大ガマタ沢・ケイ谷洞探検ケイビングと大ガマタ沢洞窟探索を行いました。参加者はPCCから内山さん、大喜多さん、小山の3名、NTC洞窟探険隊から富永さんの計4名でした。
 従来、ケイ谷洞の探検は日帰りで行っていましたが、今回はケイ谷洞で洞内泊を行うことにしました。そして、光岩洞と雲海鍾乳洞群の探検ケイビング、ケイ谷洞周辺での洞窟探索を一気に行う予定でいました。
 4日の昼に大ガマタ沢出合いを出発しました。ケイ谷洞までの行程の半分くらい進んだところで妙に沢が険しいことに気づきました。自然落石なども頻繁に発生し、かなり危険な場面もありました。どうやら道を間違え、ケイ谷洞の1本手前の沢に迷い込んでしまったようでした。
 仕方がないので、尾根をトラバースして、ケイ谷洞にアプローチすることにしました。しかし、尾根を越えてみると、ケイ谷洞の上部の断崖絶壁に出てしまいました。断崖絶壁を上方へ回り込み、ケイ谷洞へアプローチをなんとか試みようとしました。
 ところが、その時、前方30mにクマの姿を確認しました。しばらく待ってクマが姿が見えなくなってから再び先へ進みまし。なんとかケイ谷洞の2つ上のテラスと思われる場所へ到達しました。
 ケイ谷洞の1つ上のテラスにもロープを使えば簡単にたどりつけそうでした。また、そのテラスには未知の洞口も確認できました。しかし、そのテラスからケイ谷洞まで降りることができるかどうかは疑問でした。日没も迫り、クマの威嚇するような鳴き声も、どこからともなく聞こえたため、ケイ谷洞へのアプローチを先決として未知の洞口の探査はあきらめました。
 上からのアプローチはあきらめ、安全を考えて、かなり引き返し、断崖絶壁に下を回り込み、ケイ谷洞に向かいました。そして、ケイ谷洞下の大ガマタ沢源流の水穴に到着すると、そこから先は雪が積もっていました。
 雪で滑るため、ロープを使用したところ、ここでもかなり時間を使ってしまいました。結局、ケイ谷洞のアプローチに5時間もかかってしまったため、この日のケイ谷洞探検ケイビングは中止として食事をとり、すぐに寝ることにしました。洞口ホールで2人、右洞との分岐点で2人と別れて眠りました。洞内は思ったよりも寒く、みな、あまり眠れなかったようでした。
 5日は、前日のアプローチの疲労と睡眠不足のため、すぐに下山することにしました。そして、大滝温泉で汚れを落とし、秩父のラジェンダで食事をとり、帰宅しました。
 今回はケイ谷洞への道を間違えたせいで、まったく探検をすることができませんでした。また、洞内泊では洞床が非常に冷たいため、サーマレストなどの断熱性の高い、マットの重要性を感じました。今回の失敗を教訓として、また、ケイ谷洞探検ケイビングを再計画したいと思います。

(小山 記)  

 

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