パイオニアケイビングクラブ(PCC)の活動 


 

大蛇倉沢洞窟探索

 1999年9月12日(日)、晴れ。群馬県多野郡上野村の神流川本谷支流大蛇倉(だいじゃくら)沢で第2次洞窟探索を行う。参加者は芦田、山西、廣瀬、内山の4名。
 今回の大蛇倉沢洞窟探索は前回(1999年6月19日)に次ぐ2回目。大蛇倉沢の林道が荒れており車での入道ができなかったため、大蛇倉沢出合いにて着替えをすませ、8:40探索開始。
 林道を上流に向かって歩くと、左手の石灰岩壁の上方10mぐらいの所に窪みが見える。取りつこうとするが、装備不足のため、今回は諦める。
 さらに林道を歩き、前回発見していた林道整備の際に塞いだと思われる洞口に到達。洞口を埋めている石を排除して、山西が入洞、調査。内部は15m程度広がって、その先で進入不能な狭洞になっていたらしい。洞口を元通りに塞いで、その場を後にした。
 足元には白い石灰岩の転石が増えてきた。幾つかの石灰岩の母岩を探索しながら林道を登って行くが、穴は見つからない。林道沿いを歩き高度計が、1320mを指した辺りで、対岸の山腹を細長い滝が流れ落ちているのが見えた。山の上方には水流を確認できず、また、水流の、すぐ上に石灰岩壁があり、流出口があるように思われたため、確認しに行くことになった。
 多少回り道をしながらも沢を降りて山腹を登り、目的の場所に着く。やはり、流出口だった。高さ10cmぐらいの石灰岩の隙間から、水が流れ出していた。人が入れるような穴ではないことを確認して、時間が12:00を回っていたため、ここで昼食となった。
 昼食後、再び林道を目指し 沢を渡り、また山腹を登る。途中、藪がひどく、体に刺さり、痛かったが、とりあえず林道に到着。下流方向に戻ることにした。途中、林道沿いの石灰岩を探索していると、幅50cm程の小さい洞口があった。
 穴は左斜め下方向に向かっている。体を入れてみると、丁度体の大きさで進めなくなる程度の小さい穴だった。山西が岩壁の上方も確認しに行った。また、洞口が見つかったらしい。下から見ると直径1m程の丸い穴が見えた。話によると5mぐらい続いていたらしい。
 林道を歩いていると 遠くに石灰岩らしき露岩があるが、そこに行くまでの藪がひどい。相談の結果、秋になって、藪が枯れてから行こうということになった。ということで、対岸に移り、大蛇倉沢のコウモリ穴を目指した。途中、川の堰堤付近で穴を発見したが、ごみが溜まっていたので中に入ることはしなかった。近くに山の斜面を降りる為のトラロープが張ってあることから、人が通る際に、ごみ捨て場のように使われていたようだ。
 コウモリ穴に到着して内山のみ下のホールを観光し、コウモリがたくさんいることを確認して出洞。大蛇倉沢入口に戻って、その日の探索は終了となった。
 今回の探索は 林道沿いの水穴内部の調査と、流出口及び5mと2m程度の新洞の発見のみにとどまった。

(内山 記)  

 

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