パイオニアケイビングクラブ(PCC)の活動 


 

向かい谷洞群探検ケイビング
 1985年6月15日(土)〜16日(日)。曇り後晴れ。埼玉県秩父郡大滝村大血川向かい谷において、SRAの水島明夫氏、東京農業大学探検部、明治大学地底研究部、洞好会など4団体と合同で洞窟探索、探検ケイビングを行った。PCCからの参加者は芦田、白幡、深田、廣瀬の4名。
 初日は、向かい谷右岸の石灰岩峰で洞窟探索を行った。その結果、小規模な洞穴を2本確認した。最初に確認した穴は10m程で、行き先が狭くなって入洞はできなくなるが、その奥からは風が出ていた。しかし、ディギングで突破することは、ほとんど不可能である。2つ目の穴は、人がギリギリ通れるくらいの大きさで、直線的に約45度の角度で落ちこんでいる斜洞である。入れることは入れるが、出るのが非常に困難な穴である。ザイルなどの装備を携帯していなかったので入洞は断念したが、洞口から10m程まで視認することができた。
 その日の午後は『向かい谷鍾乳洞』と『向い谷新洞』の位置を他のケイビング団体に教えるために、それぞれの洞口まで道案内をした。両洞とも、その洞口は非常にわかりにくい所にあり、案内なしで、たどりつくのは困難である。向かい谷の石灰岩峰に挟まれたあたりは、いつもは伏流になっていて、楽に沢を登ることができるのに、この日は水が激流となって流れていて、登るのに苦労した。
 2日目は、『大血川新洞』の最奥部『絶壁の滝ホール』の下にある狭洞の突破を試みる。狭洞といっても、洞床の砂地を堀りさげれば、それほど困難ではない。そこを抜けると第3水系に出合うが、予想していたよりは水量が少なく、その支洞の規模も小さかった。左側の上流は『絶壁の滝』の真下あたりへ向かっている。右の下流側は小さなレキで埋没しているが、ディギングしたところ、その向こう側に空洞があることが確認できた。しかし、水につかっての作業は困難をきわめ、この日は突破することはできなかった。

(芦田 記)  

 

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