パイオニアケイビングクラブ(PCC)の活動 


 

大沢の熊穴第2次探検ケイビング/大沢第2次洞窟探索
 1983年12月4日(日)、東京都西多摩郡奥多摩町大沢の大沢の熊穴で第2次探検ケイビングを行なう。また、大沢第2次洞窟探索を行なう。参加者は芦田、深田の2名。 今回の活動目的は先月行なった大沢第1次洞窟探索で発見した大沢の熊穴の再調査とクマ騒動で中断した洞窟探索の継続であった。
 まず、大沢の熊穴に行き、写真を撮影しながら、前回、見落とした支洞がないかなどを調査した。その後、仮称『大沢右岸の穴第一洞』(略称OO−R1)へ。洞口2つ、二次生成物はなし。
 そして、付近で洞窟探索を再開したところ、洞口が2つある5mほどの横穴を発見した。やはり二次生成物はなし。とりあえず、仮称『大沢右岸の穴第二洞』(略称OO−R2)と命名した。
 さらに近くで大沢の熊穴のようなに直線的なクラック状の横穴を発見した。洞窟の断面がくさび状で洞内はチムニーで移動しなければならない。全長は約20mで二次生成物は洞窟珊瑚のみ。また、洞内は落石が多くて危険である。これもとりあえず、仮称『大沢右岸の穴第三洞』(略称OO−R3)と命名した。
 ここの石灰岩峰の頂上には小さい社があり、すぐそばに天狗と鴉天狗の石像が祀られていた。というわけで、この石像にちなんで、これまで仮称でつけていた『大沢右岸の穴──』の名称を『大沢の小天狗穴──』に変更することにした。この岩峰の尾根沿いに作業道が続いており、不老鍾乳洞の方へ向かっていた(1999年現在は不老林道が通じていて車で来られる。三ノ木戸山第1次洞窟探索を参照のこと)。
 また、この頂からは対岸の山に広がる石灰岩壁が確認できた。次回は、そちらの方で洞窟探索を行ないたい。なお、大沢の集落で、この付近に『十二天』という穴があることをヒヤリングしたが、大沢の熊穴がそれかどうかは未確認である。

(芦田 記)  

 

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