パイオニアケイビングクラブ(PCC)の活動 


 

倉沢のもぐら穴測量ケイビング
 1983年2月20日(日)、東京都西多摩郡奥多摩町倉沢の倉沢のもぐら穴で測量ケイビングを行なう。参加者は芦田、斉藤、廣瀬、細山の4名。
 今回は1月に行なった倉沢谷洞窟探索で発見した倉沢のもぐら穴の測量が主目的であった。可能ならば、東方向に延びる埋没洞の掘削作業も行なう予定であった。
 3日前、東京にも降った雪が奥多摩では、まだ融けずに残っていて、とくに倉沢林道では20〜30cmの積雪だった。その雪道をラッセルしながら倉沢の水穴前まで行き、そこで入洞の準備をした。着替えを終えて、倉沢のもぐら穴に向かうと、その付近は歩くことさえ不可能なほどの雪でおおわれていた。ほとんど雪の斜面をはうようにして、洞口にとりついた。
 倉沢のもぐら穴の測量自体は穴の規模が小さかったため、午前中で終えることができた。午後からは洞内のホール東側にある埋没洞の掘削を行なった。この方向には倉沢鍾乳洞があるので、うまくすれば倉沢鍾乳洞に貫通するかもしれない。しかし、作業は困難をきわめた。作業する場所が狭くて、掘り下げることにより、多量に出る泥を捨てる場所がほとんどない。へたに付近に積み上げると、崩れてきて、せっかく掘ったところを埋めてしまうのである。結局、この日は掘削に3時間ほどかけたが、新空間に貫通することはできなかった。

(芦田 記)  

 

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